東京シティ競馬
高橋華代子の注目馬情報
サマーウインド
一昨年はクラスターカップ、東京盃、JBCスプリントと風のように駆けて頂点に立ちました。前走のJBCスプリントは約7カ月の休み明けでしたが優勝馬スーニから1秒差の6着に入り、今回はそれ以来の実戦です。地力の高さはトップクラスとも言えるでしょう。

スーニ
08全日本2歳優駿や09&11JBCスプリントをはじめ通算9つのタイトルを制してきました。前走の黒船賞は1番人気に推されながらも4着に敗れましたが、休養明けで叩き良化型だけに巻き返しは必至でしょう。砂の短距離王の走りがもう間もなくTCKで見られます。

セイクリムズン
前走の黒船賞は果敢に逃げてスーニらを抑えて優勝し、10カペラS、11根岸S、かきつばた記念を含めて4本目の肩掛けを取りました。脚質に幅があり展開の鍵を握ります。昨年のJBCスプリントは2着でしたが、今回はどんな走りを見せてくれるでしょうか。

ナイキマドリード
10&11NARグランプリ最優秀短距離馬。前走のフェブラリーSは中央の舞台に初挑戦しましたが、最内枠から砂をかぶって自分の競馬がまったくできずに16着に終わりました。不完全燃焼だったためにここではナイキマドリードらしさを存分に発揮して欲しいところ。

フジノウェーブ
07&08NARグランプリ最優秀短距離馬。今年10歳になりましたが、前走の東京スプリング盃は59キロを背負いながらも圧倒的な強さを見せて優勝し、同一重賞3連覇、6年連続重賞制覇という偉業を達成。神馬のような神々しい白さでTCKを魅了し続けています。