データ分析
東京大賞典は、主要な前哨戦で好走した馬が強い!
- ※過去10年の結果から、レースの傾向を分析
- ※第57回(平成23年)からは国際競走として実施
- ※記録は令和2年12月10日時点
上位人気馬が非常に堅実
単勝人気順別成績を見ると、「1番人気」の馬は[4-3-2-1](3着内率90.0%)、「2番人気」の馬は[2-4-2-2](3着内率80.0%)、「3番人気」の馬は[3-2-1-4](3着内率60.0%)となっている。前評判が高い馬を重視すべきだろう。
「JRA」所属馬が中心
所属別成績を見ると、「地方」の馬は[0-2-2-68](3着内率5.6%)、「JRA」の馬は[10-8-8-37](3着内率41.3%)、「外国」の馬は[0-0-0-1](3着内率0.0%)となっている。基本的には「JRA」所属馬が強いレースだ。
大敗直後の馬は過信禁物
前走の着順別成績を見ると、5着以内の馬は[9-7-7-53](3着内率30.3%)、6着以下の馬は[1-3-3-53](3着内率11.7%)となっている。なお、第61回(平成27年)以降の過去5年に限ると、6着以内の馬は[5-4-4-32](3着内率28.9%)、7着以下の馬は[0-1-1-26](3着内率7.1%)である。大敗直後の馬は評価を下げたい。
「チャンピオンズC」組に注目
過去10年の3着以内馬30頭中23頭は、前走のレースが「チャンピオンズC」(平成25年までは「ジャパンカップダート」の名称で実施)だった馬である。今年もまずは「チャンピオンズC」を経由してきた馬に注目すべきだろう。
前走が少頭数のレースだった馬は不振
前走の出走頭数別成績を見ると、13頭以下の馬は[2-1-1-41](3着内率8.9%)、14頭以上の馬は[8-9-9-65](3着内率28.6%)となっている。なお、第61回(平成27年)以降の過去5年に限ると、13頭以下の馬は[0-0-0-28](3着内率0.0%)、14頭以上の馬は[5-5-5-30](3着内率33.3%)である。少頭数のレースを経由してきた馬は苦戦する可能性が高いようだ。
“同年のJBCクラシック”で連対を果たした馬は信頼できる
“同年のJBCクラシック”における着順別成績を見ると、2着以内の馬は[6-5-3-2](3着内率87.5%)、3~4着の馬は[1-1-1-7](3着内率30.0%)、5着以下の馬は[0-0-0-16](3着内率0.0%)、「不出走」の馬は[3-4-6-81](3着内率13.8%)となっている。連対を果たした馬が出走してきたら素直に有力視すべきかもしれない。
“同年のチャンピオンズC”における着順がポイント
“同年のチャンピオンズC(平成25年までは「ジャパンカップダート」の名称で実施)”における着順別成績を見ると、5着以内の馬は[7-4-5-5](3着内率76.2%)、6~12着の馬は[1-3-3-9](3着内率43.8%)、13着以下の馬は[0-0-0-6](3着内率0.0%)、「不出走」の馬は[2-3-2-86](3着内率7.5%)となっている。直近のビッグレースである “同年のチャンピオンズC”において善戦した馬は高く評価すべきだろう。
“同年の帝王賞”で8着以内となった馬も好成績
同年の帝王賞”における着順別成績を見ると、8着以内の馬は[4-7-6-11](3着内率60.7%)、9着以下の馬は[0-0-0-7](3着内率0.0%)、「不出走」の馬は[6-3-4-88](3着内率12.9%)となっている。同じ大井ダ2,000mで施行されるレースだけに、“同年の帝王賞”で善戦した馬はそれなりに信頼できるようだ。