データ分析
東京大賞典は、主要な前哨戦で好走した馬が強い!
- ※過去10年の結果から、レースの傾向を分析
- ※記録は令和4年12月9日時点
上位人気馬が非常に堅実
単勝人気順別成績を見ると、3番人気以内の馬は[9-8-6-7](3着内率76.7%)、4~9番人気の馬は[1-2-4-53](3着内率11.7%)、10番人気以下の馬は[0-0-0-51](3着内率0.0%)となっている。前評判が高い馬を重視するべきだろう。
「JRA」所属馬が中心
所属別成績を見ると、「地方」の馬は[0-2-2-71](3着内率5.3%)、「JRA」の馬は[10-8-8-39](3着内率40.0%)、「外国」の馬は[0-0-0-1](3着内率0.0%)となっている。基本的には「JRA」所属馬が強いレースだ。
内外極端な枠に入った馬はやや不振
枠番別成績を見ると、1~2枠の馬は[0-1-2-26](3着内率10.3%)、3~7枠の馬は[10-8-7-67](3着内率27.2%)、「8枠」の馬は[0-1-1-18](3着内率10.0%)となっている。なお、第65回(令和元年)以降の過去3年に限ると、1~2枠の馬は[0-0-0-9](3着内率0.0%)、3~7枠の馬は[3-3-3-20](3着内率31.0%)、「8枠」の馬は[0-0-0-6](3着内率0.0%)である。内外極端な枠に入った馬は、扱いに注意するべきかもしれない。
大敗直後の馬は過信禁物
前走の着順別成績を見ると、6着以内の馬は[10-6-9-64](3着内率28.1%)、7着以下の馬は[0-4-1-47](3着内率9.6%)となっている。大敗直後の馬は評価を下げるべきだろう。
前走の出走頭数に注目
前走の出走頭数別成績を見ると、14頭以下の馬は[1-1-3-52](3着内率8.8%)、15頭以上の馬は[9-9-7-59](3着内率29.8%)となっている。少頭数のレースを経由してきた馬は、苦戦する可能性が高いようだ。
“同年のJBCクラシック”における着順がポイント
“同年のJBCクラシック”における着順別成績を見ると、2着以内の馬は[6-4-3-3](3着内率81.3%)、3~4着の馬は[1-1-1-5](3着内率37.5%)、5着以下の馬は[0-0-0-18](3着内率0.0%)、「不出走」の馬は[3-5-6-85](3着内率14.1%)となっている。なお、第61回(平成27年)以降の過去7年に限ると、3着以内の馬は[5-3-3-3](3着内率78.6%)、4着以下の馬は[0-0-0-19](3着内率0.0%)、「不出走」の馬は[2-4-4-61](3着内率14.1%)である。約2か月前のJBCクラシックで上位に食い込んだ馬が出走してきたら、素直に中心視したい。
“同年のチャンピオンズC”に出走した馬は信頼できる
“同年のチャンピオンズC(平成25年までは「ジャパンカップダート」の名称で実施)”における着順別成績を見ると、6着以内の馬は[8-3-5-7](3着内率69.6%)、7~14着の馬は[0-4-1-10](3着内率33.3%)、15着以下の馬は[0-0-0-2](3着内率0.0%)、「不出走」の馬は[2-3-4-92](3着内率8.9%)となっている。“同年のチャンピオンズC”を経由してきた馬、特にそのチャンピオンズCで善戦を果たしていた馬は、相応に高く評価するべきだろう。
“同年の帝王賞”で10着以内となった馬も好成績
“同年の帝王賞”における着順別成績を見ると、10着以内の馬は[4-7-6-12](3着内率58.6%)、11着以下の馬は[0-0-0-5](3着内率0.0%)、「不出走」の馬は[6-3-4-94](3着内率12.1%)となっている。同じ大井ダ2,000mで施行されるレースということもあってか、“同年の帝王賞”で健闘した馬はそれなりに信頼できるようだ。