第70回 東京大賞典 [GI]
トップページ

データ分析

TOKYO DAISHOTEN

東京大賞典は、主要な前哨戦で好走した馬が強い!

※過去10年の結果から、レースの傾向を分析
※記録は令和6年12月15日時点

上位人気馬が非常に堅実

【単勝人気順別成績】(過去10年)

単勝人気順別成績を見ると、「1番人気」の馬は[4-3-2-1](3着内率90.0%)、2~3番人気の馬は[5-3-3-9](3着内率55.0%)、4~6番人気の馬は[1-3-3-23](3着内率23.3%)、7~9番人気の馬は[0-1-2-27](3着内率10.0%)、10番人気以下の馬は[0-0-0-53](3着内率0.0%)となっている。前評判が高い馬ほど信頼できるレースと見て良いだろう。

「JRA」所属馬が中心

【所属別成績】(過去10年)

所属別成績を見ると、「地方」の馬は[0-2-2-71](3着内率5.3%)、「JRA」の馬は[10-8-8-41](3着内率38.8%)、「外国」の馬は[0-0-0-1](3着内率0.0%)となっている。基本的に「JRA」所属馬が強いレースだ。

内外極端な枠に入った馬はやや不振

【枠番別成績】(過去10年)

枠番別成績を見ると、1~2枠の馬は[0-2-1-26](3着内率10.3%)、3~7枠の馬は[10-6-8-70](3着内率25.5%)、「8枠」の馬は[0-2-1-17](3着内率15.0%)となっている。なお、第65回(令和元年)以降の過去5年に限ると、1~3枠の馬は[0-1-1-19](3着内率9.5%)、4~7枠の馬は[5-3-4-24](3着内率33.3%)、「8枠」の馬は[0-1-0-9](3着内率10.0%)である。内外極端な枠に入った馬は、勝ち切る可能性や上位に食い込む確率が低いと見るべきかもしれない。

大敗直後の馬は過信禁物

【前走の着順別成績】(過去10年)

前走の着順別成績を見ると、5着以内の馬は[9-6-8-60](3着内率27.7%)、6着以下の馬は[1-4-2-53](3着内率11.7%)となっている。なお、第65回(令和元年)以降の過去5年に限ると、8着以内の馬は[5-4-5-36](3着内率28.0%)、9着以下の馬は[0-1-0-16](3着内率5.9%)である。直近のレースで大きく崩れてしまった馬は、評価を下げるべきだろう。

前走の最終コーナー通過順に注目

【前走の最終コーナー通過順別成績】(過去10年)

前走の最終コーナー通過順別成績を見ると、3番手以内の馬は[2-3-2-36](3着内率16.3%)、4~10番手の馬は[4-5-6-41](3着内率26.8%)、11番手以下の馬は[3-2-2-35](3着内率16.7%)、「記録なし」の馬は[1-0-0-1](3着内率50.0%)となっている。なお、第65回(令和元年)以降の過去5年に限ると、3番手以内の馬は[0-2-1-21](3着内率12.5%)、4~10番手の馬は[4-2-4-15](3着内率40.0%)、11番手以下の馬は[0-1-0-16](3着内率5.9%)、「記録なし」の馬は[1-0-0-0](3着内率100.0%)である。前走で先行していた馬や、その逆に極端な後方からレースを進めていた馬は、割り引きが必要だ。

“同年のJBCクラシック”における着順がポイント

【“同年のJBCクラシック”における着順別成績】(過去10年)

“同年のJBCクラシック”における着順別成績を見ると、5着以内の馬は[6-5-4-13](3着内率53.6%)、6着以下の馬は[0-0-0-14](3着内率0.0%)、「不出走」の馬は[4-5-6-86](3着内率14.9%)となっている。約2か月前のJBCクラシックで上位に食い込んだ馬が出走してきたら、しっかりマークしておきたい。

“同年のチャンピオンズC”に出走した馬は好走率が高い

【“同年のチャンピオンズC”における着順別成績】(過去10年)

“同年のチャンピオンズC”における着順別成績を見ると、5着以内の馬は[5-3-3-5](3着内率68.8%)、6着以下の馬は[1-4-2-14](3着内率33.3%)、「不出走」の馬は[4-3-5-94](3着内率11.3%)となっている。“同年のチャンピオンズC”を経由してきた馬、特にそのチャンピオンズCで善戦を果たした馬は、相応に高く評価するべきだろう。

“同年の帝王賞”で10着以内となった馬も好成績

【“同年の帝王賞”における着順別成績】(過去10年)

“同年の帝王賞”における着順別成績を見ると、10着以内の馬は[3-6-6-11](3着内率57.7%)、11着以下の馬は[0-0-0-4](3着内率0.0%)、「不出走」の馬は[7-4-4-98](3着内率13.3%)となっている。同じコースで行われたJpnⅠ競走だけに、“同年の帝王賞”で健闘した実績のある馬は、素直に信頼して良さそうだ。

(伊吹雅也)

ご注意 :当ページの情報は、特定の馬の応援や勝馬の示唆をするものではありません。